1リットルの涙

命って大切だな。家族っていいな。そんな当たり前のことがとても大切だと気づかせてくれるドラマです。

出演者

池内亜也（15）　…　沢尻エリカ
池内潮香(40）　…　薬師丸ひろ子
麻生遥斗（15）　…　錦戸　亮
池内亜湖（13）　…　成海璃子
池内弘樹（11）　…　真田佑馬
池内理加（5）　…　三好杏依
西野良三（30）　…　佐藤重幸
杉浦まり（15）　…　小出早織
恩田耕平（15）　…　水谷百輔
松村早希（15）　…　松本華奈
中原慶太（15）　…　橋爪　遼
富田圭子（15）　…　葵
大橋美歩（15）　…　川原真琴
麻生佐知子（48）　…　兎本有紀
麻生芳文（50）　…　勝野　洋
水野　宏（33）　…　藤木直人（特別出演）
池内瑞生（45）　…　陣内孝則

あらすじ

ごく普通のどこにでもある家族に起こったひとつの出来事…。
難病を発病し、障害を背負いながらも壮絶に生き抜いた長女のストーリーを軸として、彼女を支えながらともに泣き、ともに笑いながら過ごした、家族や恋人、友人たちの愛にあふれた日々を明るく描く感動のヒューマンドラマ。（フジテレビより）

個人的にここまで泣いたドラマはないと思います。

普段なんとなく生きていますが、命って大切なんだな。支えてくれる家族がいるって幸せなんだな。と、このドラマを見て感じました。

日常に追われ、意味もなく生きている人がいたら、ぜひ見ていただきたいドラマです。

なにか大切なことに気付かせてくれるかもしれません。

主な人物紹介

池内亜也（沢尻エリカ）

主人公。家の手伝いもキッチリ行う心優しい女の子。活発で前向きで誰からも好かれるタイプであり、優しくて可愛らしい女の子。15歳という若さで脊髄小脳変性症という難病を発症してしまう。とても治療が難しい病気であり病が体をむしばむ中で絶望に打ちひしがれるが、母の潮香の助言を受け、『日記を書く』ことに存在意義を見出し「人の役に立ちたい」と願い続けた。

※このドラマは恋愛ドラマではないですが、麻生遥斗（錦戸　亮）との何とも言えない関係にも注目です。

ちなみに、ドラマ内での錦戸亮君。超かっこいいです！！

錦戸君のファンは是非見てください！！より好きになること間違いなしです。笑

それはさておき、

沢尻エリカの演技力が非常に高く、本当に病気にかかっているようにさえ思えてしまいます。見ていて、本気で応援したくなるような演技を見せてくれます。

まさか、この子が後に「別に」事件を起こすとはこの時には予想もつきませんね。笑

麻生遥斗（錦戸亮）

亜矢のクラスメイト。生物部に所属している。一人で考え一人で行動に移すタイプで不器用で頑固な性格は父譲り。

この画像の表情からも分かる通りとてもクールな性格です。そんなクールで無機質な性格の彼が亜也と出会い、変化していく様子はとても見どころです。

また、彼クールでオブラートに包まない性格なので、その言葉はいつもまっすぐ！

ちょくちょくかっこいいこと言うんですよね。

それがまた泣かせる。笑

このご時世なかなかいない性格の持ち主ですが、男として憧れます！笑

水野　宏（藤木直人）

常南大学付属病院の神経内科に勤務に勤務している。亜也（沢尻エリカ）の担当医であり、脊髄小脳変性症の治療と研究を専門にしています。

亜也の治療に全力で立ち向かうが、治療法のない難病であるため自分の無力さに苦しみます。

池内一家を支える一方で彼自身も成長していきます。

池内潮香（薬師丸ひろ子）

亜也のお母さん。

病が徐々に進行していく亜也と向き合う中で不安や葛藤を抱えながらも、母としての愛情と勇気で家族とともに亜也を懸命に支え続けます。

本当にいいお母さんです。病が進行していく娘を見て、何もできない自分が本当につらかったと思います。(;_:)

母親の子への愛情って本当にスゴイなと感じました。

私も母親に心配かけないようにしなきゃな～と反省。笑

池内瑞生（陣内孝則）

亜也のお父さん。

豆腐屋の店主であり、性格は一本気で単純な性格です。亜也の病気を知り、愕然とするが、父親として池内家を支えます。

この人もまためちゃくちゃいい人なんです。(;_:)

どんな悲劇が家族に訪れても、一家の大黒柱として家族を支えるのってすごい難しいことですよね。

家族を支え続けたお父さん。とてもかっこよかったです。

う～ん。こんなかっこいいお父さんになりたい。（なれる気がしない。笑）

兄弟たち

池内亜湖（成海璃子）　池内弘樹（真田佑馬）　池内理加（三好杏依）

亜湖と弘樹は思春期まっただ中です。思春期ってとっても難しい時期ですよね。

なぜか家族に対して素直になれなかったり、友達に家族といるところを見られるのが恥ずかしかったりと。

そんな時期に家族の一員が病気になってしまいます。それを受け止めることって簡単じゃないと思います。

亜也の病気の脊髄小脳変性症は体がうまく動かせなくなってしまう病気です。病気のことを知らない人から見れば、うまく動けない障害者のようにも見えます。

友達から障害者のお姉ちゃんがいるというふうに見られるのって、思春期だったら少し恥ずかしいと思ってしまう気がします。

この兄弟もそんな葛藤とたたかっています。

病気のことで一番、多くのことを感じ成長するのはもしかしたら弟、妹たちかもしれません。

主題歌＆挿入歌

挿入歌　粉雪　レミオロメン　

主題歌　Only Human　Ｋ

脊髄小脳変性症

亜也の病気の脊髄小脳変性症について少し説明をしておきます。

 

脊髄小脳変性症

歩行時のふらつきや、手の震え、ろれつが回らない等を症状とする神経の病気です。動かすことは出来るのに、上手に動かすことが出来ないという症状です。主に小脳という、後頭部の下側にある脳の一部が病気になったときに現れる症状です。この症状を総称して、運動失調症状と呼びます。この様な症状をきたす病気の中で、その原因が、腫瘍（癌）、血管障害（脳梗塞、脳出血）、炎症（小脳炎、多発性硬化症）、栄養障害ではない病気について、昔は、原因が不明な病気の一群として、変性症と総称しました。病気によっては病気の場所が脊髄にも広がることがあるので、脊髄小脳変性症といいます。

難病情報センターより

http://www.nanbyou.or.jp/entry/4879

 

非常に難しい病気であり、現在も治療法が確立されていない病気ですが、少しずつ病気のメカニズムなど解明されてきているそうです。

私もこのドラマを見るまでこの病気のことを知りませんでしたが、「自分には関係ないからいいや」ではなくこういった病気があり現在も病気と闘っている人が世界には多くいることを知り、理解しようとすることが大切ではないかなと思います。

最後に

このドラマは何度見ても泣いてしまいます。

また、健康に生きてるって本当に幸せなことなんだなと思わせてくれます。

そして、少しホームシックになります。笑

ネットのコメントを見ても皆さん泣いてしまうようです。

本当に本当にオススメのドラマです。